2021/06/30 16:46
■5つの才能。
■イメージ。
「熟慮の思考」「石橋建築」「娯楽化守護神」
それが、貴女の決断であれば。「城ごと動かす歴戦サブマリナー」といった印象です。
■解説。
慎重さ:「深海ソナー」
内省:「棋士」
親密性:「歴戦の友」
学習欲:「冒険者」
調和性:「最終的合意」
といった側面に着目すると…
遅いはむしろ褒め言葉。どうやら死なせる気は更々無いようです。
■①先手。磐石の建設。
(慎重さ×内省×親密性×学習欲×調和性)
それでは質問です。
Q1.「これまでの人生で、”遅い”と叱られた回数は?」
Q2.「何故皆がこうも蛮勇を犯せるのか、心から恐怖した事は?」
Q3.「周囲の社交的な人をみて、ああ成れたら素敵だな、とやっかんだ事は?」
…
いや、答えなくても大丈夫です。
今実感して欲しかったのは、「問に対して思考を巡らす際の俊敏さ」だけです。(慎重さ×内省×学習欲)
※そも責めるつもりも無いのでご安心下さい。
よくよく考えてみて欲しいのですが、もし貴女が思考力まで遅かったら、絶対にそんなに多くの悩みを創造出来てはいません。
普段なかなか行動に移せないのは、単に都度都度真剣に向き合っているから時間を要するだけなので、そこはどうかお気になさらず。(慎重さ×内省×親密性×調和性)
(というか、既知の安全な物に対してはスタスタ歩みを進めますし、実際「それが自分の土俵である限り」であれば非常に高速で対応可能な筈です。プロとしてはそれが良いので問題ありません。)
さて、そうなると「遅い方が有利な所で戦う」のが鉄則ですね。ここは逆にみんな焦ったくて勝手に脱落するので、実質競合なし。必然、貴女の独壇場となるでしょう。
そこで問題です。
Q4.「むしろ、”遅くなければ全てが破綻するモノ”とは何か?」
…
思い付いたでしょうか?
もしかしたら「周囲の1000分の1のコストで出来てしまうから、ついぞ自覚ができていない」のかもしれません。
それでは、私の解答です。
A4.「根回し」。(慎重さ×内省×親密性×調和性)
…
意外だったでしょうか?
例えば、対人関係だとどうでしょう?
「ひたすら話を聞いたり」(内省×親密性×学習欲×調和性)
「適宜疑問を挟んだり」(慎重さ×内省×学習欲)
「自分なりに咀嚼したり」(内省×学習欲)
「相手に興味を持ったり」(親密性×学習欲×調和性)
といった「誠実な付き合い」について、周囲から特に高い評価を受けている筈です。
(もしかしなくても”イイヤツ”です。本当に。)
或いはそう、
「計画立案」「契約の穴」「トラブルシミュレーション」といった「怠ると100%死ぬ」という案件を任されてしまったり。
Q5.「どうして自分にばっかりそんな嫌な事を押し付けるのか?」
なんて嘆きたくなるのはごもっともなのですが、しかし毎度こうも高い成果を結果で証明されてしまうので…いやほんとうに、そこは決してもうイジメとかではなく。
A5.「貴女だけが、唯一皆を死の危険から守れるから」
なのです。
始まりはさておき、もはやとうに熟練の域に至っている。
シンプルに、実力です。
人間関係の根回し(A4)にしろ地雷の気配(A5)にしろ、
「貴女が動く以上は、周囲から全幅の信頼を委ねられる」のが大きな強み。
積み重ねた、信頼と実績。
こればっかりは、かけた時間こそが全てだと言えるでしょう。
■②後手。真実の進言。
(慎重さ×内省×親密性×調和性)
本当を言えば、身内が平和に健やかに過ごしてくれていたらそれで良いのです。(慎重さ×親密性×調和性)
自分は余暇で書斎に篭ったり(内省)、新しい学びに没頭したり(学習欲)、友と語り合えたのなら(親密性)、それでもうきっと十分に。
でもダメなんです。
どうしても、どうしても彼らは「このまま放置したら高確率で地雷を踏む案件」を察知出来ない。
それは無知からかもしれないし、好奇心からかもしれないし、実は友への善意からかもしれないし。
もし口にすれば、気分を害するだろうし、嫌われるかもしれない。
正直、言いたくない。
でもダメなんです。
だって今貴女が言わないと、彼らはもう取り返しがつかない。
傷ついた?萎える?人の気持ちを考えろ…?
そんなもん、とっくに、とっくに嫌になる程考え抜いている…!!!
誰だってしたくないし、むしろ誰よりもしたくない。
でもそれは、決して友を死地に送って良い理由にはならない。
誰より不和を嫌い、平和を愛し、何より友をこそ想う優しい貴女。
ありがとうございます。
貴女が勇気を出したおかげで救われた命が、きっと無数にあります。
人の身では「忠告を怠った場合の未来」は決して手に入りませんが、そんな悲しい結末は貴女のその仮想演算の中だけで消えてしまえば良い。
その誠実さを、どうか忘れずに誇ってやって下さい。
■③王手。開戦の根拠。
(慎重さ×内省×学習欲×調和性)
あ、ちなみに
Q6.「貴女が行動を起こした際、成功/失敗のレートは幾らでしたか?」
確かに現代は変化が多い時代ですが、恐らくは異常に勝率が高いですね?
幾ら周囲に「遅い」とせっつかれたとしても、それで爆死したら取り返しが付かない。挑戦の為の兵站だって馬鹿になりませんし、費やした時間や交渉も看過できませんし。
だったらその実績をもとに、「開戦前のシミュレータ」としてプランを添削してあげるのが良いかと。
誤解されがちですが、貴女の性質は「ブレーキ」ではなく「ガードレール」です。なんでもかんでも停滞させたい訳ではなく、むしろ「万全に進ませる為に」こその添削です。
※というか貴女自身も「知的好奇心」(内省×学習欲)を止められていない。最初から皆と想いは一緒です。
歩みは遅くとも、そこには一片の無駄も無し。
貴女が研いだ斧で、木こりたちのジレンマを解消しちゃいましょう!
■今回のご質問。
約1年半の育休を経て、このたび1歳になったわが子の成長をより近く、より細かに見ていたいとの思いに傾いています。
一方で、育休中(期限がある)だからこそ、全力で目の前のわが子に向き合えているのであり、多少の息抜きを求めているのも事実です。また、受験浪人中に焦りや無能感を抱いた過去の経験から、社会的に「無所属」であることを恐れている節があります。
そこで、職場復帰するか一度離職するか、に迷いがある私に対して、何を解消したら決断に自信が持てるかをアドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
との事です。
■分解。
見事に資質が全開に発揮されています。
ちょっと分解してみましょう。
約1年半の育休を経て、このたび1歳になったわが子の成長をより近く、より細かに見ていたいとの思いに傾いています。(親密性×学習欲)
「家族愛」(慎重さ)、「成長の喜び」(学習欲)を感じます。
一方で、育休中(期限がある)だからこそ、全力で目の前のわが子に向き合えているのであり、多少の息抜きを求めているのも事実です。(慎重さ×内省)
やはり1人の時間(内省)が確保出来ませんし、御自身を冷静に客観視出来ています。(慎重さ)
また、受験浪人中に焦りや無能感を抱いた過去の経験から、社会的に「無所属」であることを恐れている節があります。
(内省×学習欲)の「向上への焦り」、(親密性×調和性)の「家族への申し訳なさ」もあるかもしれません。
そこで、職場復帰(慎重さ×親密性×調和性)するか一度離職(内省×学習欲)するか、に迷いがある私に対して、何を解消したら決断に自信が持てるか(慎重さ)をアドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
といった所でしょうか。
この2択をざっと整理すると、
A.「職場」を選べば「安定と戦友」(慎重さ×親密性×調和性)を確保。
B.「離職」を選べば「1人の時間と新たな向上」(内省×学習欲)が手に入るかも。
それぞれにメリットがある一方で、デメリットとしては
Aは「職場への辞表」(慎重さ×親密性×調和性)がどうしても辛く、
Bは「経済的不安や家族との時間」(慎重さ×親密性)がネックになる。
成る程、これは確かに非常に難しい。
…
となれば。
■解答。
A0.「どちらに転んでも”社会と繋がっている実感”を確保する」
ですね。
「そもそも自分の土俵が揺らぐとどこにも行けなくなる」のが「慎重さ」でもあるので、ここはやはり前提の不安を解消するのが先決と見ました。
具体的には「オンラインサロン」か「主婦の副業支援場所」「地元のサークル活動」といった所。
結局は地元に根ざした繋がりこそがゆきさんの真骨頂ですが、とはいえいきなりそのコミュニティへの敷居を跨ぐのは中々にハードルが高い。
基本、AもBも選べない時は「そもそも前提が破綻している」ケースが殆どです。
Q7.「社会とのつながりを確保した後も、果たしてAとBは当価値か?」
この仮説。是非一度お試し下さい。
■喜ぶ事。
「長期構想時間」(慎重さ×内省)
「いつもの仲間」(親密性×調和性)
「阿吽の呼吸」(慎重さ×内省×親密性×調和性)
「自由時間」(内省×学習欲)
「書斎籠城」(慎重さ×内省×学習欲)
「近況報告会」(慎重さ×親密性×学習欲×調和性)
「エンジェル投資家とのタッグ」(慎重さ×内省×親密性×学習欲×調和性)